PhD defense

お向かいのオフィスのAlexのFinal Defenseでした。Johnがchairとして聴衆にcandidateを紹介する際、「記念すべきスクリプス5122人目の博士号」って言って笑いをとってた。何が記念なんだか。しかしさすが100年の歴史を持つ研究所だ。

彼の研究は、まず、降水量Pの時系列変動の周期別解析。AnnualからDiurnalまでに分解し、それぞれの分散を周波数ごとやデータセットごとに比較する、というもの。手法自体に目新しさはあまりない(作業は大変だけど)。が、それぞれの成分への説明がクリアで、よく理解してるなーと感心した。高緯度では低周波成分が卓越し、熱帯・山岳・海岸ではDiurnal成分が卓越する。RASを使うと熱帯において高周波成分が下がり、その分低周波が大きくなる。うーむ、という感じだ。

続いて、P,E,C,Wのそれぞれの偏差の時系列を周期分解し、ひとつの変数に対する共分散3つの大小を比較して、その周波数帯での影響度を定量化する、という研究。こんなやり方があるんだ。おもしろい。

こないだのHyodaeといい、さすがにアメリカの博士学生はレベル高いなーと思ったが、5年間の集大成だからここまでの成果があって当然といえば当然かもしれない。まー、実質がんばったのは最後の2年くらいかもしんないけど。(1~2年生は本当にのんびりしてる。)

category:Seminar author: kei at 2007-06-19 (Tue) 23:45:29

  • 私はその1~2年生なのですが、コースワークだけで大分きついです。授業3つにRAもしくはTAをやっている人は超人と呼んでます。確かに教授は授業、院生指導、研究、グラントとウルトラ超人に見えますが・・・。 -- sonots? 2007-06-20 (Wed) 14:00:35
  • おお、アメリカ在住の人だったんですね!どうも作業時間帯が普通じゃないな…と思っていたらそういうことでしたか。
    学生、西と東でずいぶん違うのでしょうね。教授もかもなー。 -- kei 2007-06-20 (Wed) 23:03:29

#comment