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**日記さぼり中。 [#jbd4c32d]
セミナーに出席したので、メモをかねて日記をば。

-Jeff Severinghaus, SIO, Prof. of Geoscience~
"Past and Future Climate: What Can We Learn from Ice Cores?"

結構ヤングに見えるし、普通のおじさん。研究所全体向けだったので、かなりビギナー向けのTalkだった。所々笑わせていたのはさすが。アイスコア中のガスに注目しているとのこと。

結局のところ、将来の気候がどうなるかはわからないが、CO2が増えると気温が上がるから危険、という短絡的な風潮(アルゴアとか?)には反対の模様。

-SIOで恐らく一番有名な、Charles KeelingのマウナロアCO2データの紹介から開始。SIOのお約束とのこと。Ralph Keelingとも仲良し。
-近年のCO2濃度急激上昇は化石燃料の使用が原因。
-氷河の流れが早くなっており、最近はIce Streamと呼ぶ。
-海水面が上昇について、氷山などが溶けてしていると思われ勝ちだが、大陸上の氷の海へのスライドが加速しているからが正解。スライドの加速は、moulinを伝って海水がベッドロックと氷の間に入り込み、潤滑剤となっていることが原因と考えられる。
-GLACE(衛星重力観測ミッション)によると、Greenlandの氷は数年で数百km3のオーダーで消失。
-GLACE(衛星重力観測ミッション)によると、Greenlandの氷は数年で数百km3のオーダーで消失。年間0.6mmの海面上昇。
-南極では、クレバスに溜まった水が凍らずクレバスの底が自然に閉じないことから崩壊が起きている。Larsen BにおけるIce Shelfの崩壊はそれから。[[参考:http://www.coolantarctica.com/Antarctica%20fact%20file/science/global_warming.htm]]
-最終氷期内(~100kyrBP)の振動(Dansgaard-Oeschger Cycle)の原因ははっきりと分かっていない。そもそも、南極では逆のシグナル。(知らんかった・・・)
-Younger Dryas期(12kyrBP)の原因は、海塩循環と言われていてその可能性を買うけど、イマイチ自信が持てない。10~15度の気温変化が起きた。
- 南極ほぼ中心のDome Aでは、恒常的な高気圧に覆われており、ほぼ無降水(年間10mm)。ダイヤモンドダスト。中国が進出している?
-最近は、メタンやNOx、希ガスなどの気体に注目。全球的な指標となるから。(CO2は局所的なのだろうか?)
- LGMの雪は黒い。当時ダスト量が多かったから。10トンもの氷を採取して、中のメタン及びC14量を測定。C14のほうの予想は大外れ(寒いときには、低くなって欲しかったが?)。ちょっと楽しそう。
-メタンの量も面白い指標。Wetland Hypothsisが有力。


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