第1回復刻版タレス同人
2004年4月9日 16:00-18:00 @IIS
横尾氏(東大生研)
- 流況曲線:Smakhtin曰く、まだ系統だってまとめられていない。
- Reggianiモデル:概念と物理の中間。
- シルトは透水係数は小さく、空隙率は高い。流況曲線はフラットになる。
- 表面流+地中流≒流量。しかしたまに異なる。
- 農工大白木:はじめの検証は?計算された流況曲線は不自然だ。なんで?
- PUB的な応用に使いたい。流況曲線という、シンプルでわかりやすい図から、流域情報を得ることは可能か、という実験。
- 東大小松:仮説を立てたいのか?その場合、一般的な複雑物理モデルを使ったほうがよいのでは?
- 流況曲線は時間情報が落ちる。その危険性は?
- 見たい現象の時間スケールは?>分単位(ダルシーの限界)。でもやっぱり日単位。
- 防科研小松:どうやって現実とあわせていく?
立川先生(京大防災研)
- 91年岐阜。椎貝先生にくどくど言われた。
- 目標:流域の基本サイズを見つけたい。
- 数値地理・レーダー雨量→局所的流域モデル→流域水循環→大陸規模水循環
- 課題
- モデルパラメータ
- スケール問題
- 不確かさの評価
- 人間活動の影響
- モデル構築指針
- 河川計画との関連
- 昔は計算機資源との兼ね合いが重要だった。
- 地形量とモデルパラメータは分離できない。
- モデルの透水係数は実際より100倍以上大きい。流域全体としてはまあOK。
- パラメータがモデルで共通にするにはどうしたらよいのか。
- 基準面積・基準時間。交換してもあまり影響しないサイズ。
- 分布モデルの集中化は日本の特色。
- 流域内部の水文量の空間分布を取り扱うモデル。
- タンクの数が多いと
- 透水係数の分散が重要。(どこに分布しているかは全然)
- 100km2程度のスケールでは、パラメータ空間分布<降水分布<地形<プロセス の影響。大きいと、全く逆かも。
- 基本高水の基本(水工施設ナシの流量)がとれない。→今の安全度(水工施設込みで)を評価。