愛媛大学COE学術研究交流会
2004/8/25 13:00- @愛媛大学
- 大森先生(愛媛大学理学部)
- 湿潤変動帯に関するレビュー
- 氷河期でも氷床がなかった。
- 1億年程度、似たような気候が継続していたので、大陸東岸沿い(シベリアからオーストラリアまで)に連続したグリーンベルトが存在してい
る。普通は乾燥域が入る。
- 近代化前:水田稲作。稠密な人口。
- 近代化後:デルタ地帯、内陸盆地における都市化。環境問題。
- 森林伐採
- Black water: 酸性が強く、栄養塩類が少ない水。
- River continuous concept(RCC説):
- 捕食者、収集者、破砕食者(シロアリ)、剥ぎ取り者:分布が場所によって異なる。
- 宮坂さんによる訂正:破砕食者は河川中のエビ・カニだ。個体数は少なくなるが、重量としては大きくなる。
- 熱帯湖:窒素制限、温帯湖:リン制限。
- クロロフィル濃度は下に溜まる。
- 風間先生(東北大)
- 芳村
- 佐山君
- 速水さん(愛媛大)
- ジャワ島、チラタダム湖:水力発電+養殖。⇒富栄養化
- 湖底からリン溶出、深水層で硝酸還元脱窒。メタンも発生。深水層は無酸素。
- 川の水は中層に流入。
- そもそも熱帯域のダム湖は混ざりにくい。
- 大森先生
- マングローブは減っている。備長炭!
- ヨシも減っている。
- マングローブの機能:土砂流出を抑える。
- 宮坂さん(愛媛大)
- 焼畑農業による河川生物環境の改変
- ボルネオ、サラワク州。ラーユ川
- スコール起源の流量の大きな日変化。
- 天然林では、二次林より砂が少ない。侵食メイン。
- 天然林では、二次林より生物多様性が高い。
- 鈴木先生(愛媛大工学部長)