Int'l Conf. on Isotopes in Environmental Studies - Aquatic Forum
2004
2004/10/25-29, Monaco
10/25(Mon)
- ニースからバスでモナコ入り。10時の開始時刻には微妙に遅れた。レジスターに行くと、VIPが来るから先にOpening会場に行ってくれ
とのこと。
- VIPはプリンスでした。ハゲ。アルバート。IAEAがMELを作ったときにオヤジがどうした、とかそんな話。ほぼ聞いてなかった。
- 後は、IAEAの副長官とか、近い研究所の長官とか。アドレスを聞いてると、キーワードは『海洋』と『放射性』の模様。『大気』『安定』は脇
役っぽい。うーん、、、前もって知ってればなあ。。。ちなみに、1998年にMELの移転記念に行った会議の第二回だそう。それも知らんかったし。俺の発
表のセッション、Modellingとか言いながら、PbとかCsとか、聞いたことないやつだし。あーイマイチ。てか、この会議参加自体、他流試合遠征だ
からなあ。つらい。
- W. Kutschera
- NJP Owens
- 15Nについてのレビュー。
- CのNew Production量をMODISを使って推定。20Gt/year。従来の十倍。これは、従来がNet量なため。
- R. Dunbar
- サンゴの同位体。
- 大体1000年くらい(?)。文献の大渇水の記録がサンゴに残される。
- エルニーニョ等の気候変動との関係。(その後、その手(同位体と気候指標)の発表が多数)
- 初日プレナリーまとめ。
- 古気候についての研究はかなわん。規模もでかいし、テクもすごい。工夫しながらニッチをせめて行かなきゃ、生きていけない。
- Lunch
- ERM Druffel
- 途中だったけど、Δ14Cについて。1809-20に大きなシフトがあったそう。サンゴかな?
- R. Dunbar
- 南極の角(半島)付近のPalmer Deepでの堆積層のコア。
- 微生物
- 完新世はじめ(12000年前から)に、Opal、14Cが爆発的に増加。氷河の融解による。
- 4000年から8000年前のシグナルは、Solar Isolationの変化によるもの。
- JW Beck
- ボム由来の14Cの変化。サンゴ。
- ボム前はSOIと14Cが相関。ボム後は、大気中の14C量による補正と、年次トレンドを消すと、SOIと相関。
- 要は、大気の動きが如実にサンゴの生成に反映されている。
- D. Fink (Ansto)
- ニュージーランドの何とか湖近辺(大昔、水面高度が大きく変化していた)の岩と年輪。
- 南半球と北半球では、トレンドが微妙に違う。それはアジアモンスーンの影響らしい。よくわからん。
- G. Skilbeck (Anstoがらみ)
- S. Al-Rousan
- 休憩。USGSのC. Kendallと初めてしゃべった。吉田先生から他流試合がんばれ、といわれた。がんばります。
- A H-S
- アマゾン。SWINGとIPILPSの宣伝。俺の水の安定同位体の絵が使われてた。もっと研究結果を使えっての。
- IsoLSMによって、アマゾンの降水にd-excessシグナルが。
- S. Reynaud
- M. Uchida
- 日本人なんで聞こうと思っていたら、欠席。残念。というか、この分野、日本人の活躍がイマイチな気がする。
- AB Arkaah
- ガーナ沖サンゴ。ハヤリだね。しかし、稚拙。
- Dunbarが親切なコメント。俺は良く知らんが、サンプルの際いろいろと気にしなければいけないテクニックがあるようだ。
- I Forizs
10/26(Tue)
- ERM Druffel
- Pacific Decadal Oscillation/ENSO
- Little Ice age and LGM: pCO2 decreased.
- ガラパゴス、ハワイ、オーストラリアのサンゴ。
- δ18O(サンゴ)=f(SST,δ18O(海水))
- Suess Effect:14C depletion
- CaCO2->CO2->Graphite+H2O->AMS
- 14Ch、Air/SeaのCO2交換の指標。長期間(10年程度)の代表性。
- Modelling Session
- 99Tc
- Neodymium (Nd): 7 stable isotopes, 143Nd is radioactive.
- Nakanoさん
- OGCM。対馬海峡が入り口、津軽海峡・宗谷海峡が出口。
- 137Csと239Pu、240Puを再現。
- 芳村
- 質問ナシの超ダメ発表でした。原因は
- 前置きが長い。時間がなくなって、早くなった。
- しゃべることが準備不足。
- セッション選択がダメだった。-->とはいえ、言い訳はできない。
- せっかく、Annや吉田先生が見に来てくれたのに、最悪でした。猛省。
- 直すべき点
- なぜ”現代の”降水同位体を調べたいのか。
- 再解析を外力として用いるとは、どういうことか。(図を使って)
- Lunch
- E. Holm
- J. Paatero
- 北極、アイスコア、エアロゾル。
- バルーンとカイト。
- 一柳さん
- 観測ネットワーク:クリアな説明。観衆の反応もまずまず。
- Humidityの話とか、TBBになると取り留めがなくなってしまった。
- モデルの説明がイマイチ。
- CMAとかも入って、詰め込みすぎ。一番重要なメッセージが何かわからない。
- 質問がなかった。。。ガックシだ。
- MK Pham
- PM Carreira
- ポルトガル。雨の同位体。様々な効果がでます、という古典的な発表。
- よくしゃべる女性だ。
- L. Palcsu
- ハンガリー。
- 雨のTritiumの季節変化を説明したい。GMSを使いました。(良く知らんが、さっきのポルトガルの人がLeak
Effectだと説明してたような気がするけど。。。)
- 地中海から(南西風)・大西洋から(西風)・北海から(北西風)・ロシアから(北風)のそれぞれで分類。ロシアからの風が吹いたとき、一
番高い。
- 陸域起源の雨はT濃度が高い(らしい)ので、まあ、当たり前か。。。
- S. Grabowska
10/27(Wed)
- Aggarwal
- GNIPの紹介。2004GRL。
- Moisture Sourceと関連付けるが、、、俺のペーパーを読むべきだ!
- New
Hampshireの地表面Tranportモデル。地下水の影響が大きい河川水は、量・同位体ともにうまく再現できない。Residence
Timeが長い流域だと、うまくいかない。
- そのためTritiumを用いる。
- ナイル流域(スーダン)の湿地帯の同位体比は地下水に近く、上流のVictria湖とは異なる。
- IAEA-MIBAネットワーク。アジアは韓国?
- バングラデシュの地下水。
- GNIP, 地下水のネットワークを強化していく模様。
- リチャージの水がどれだけ使われているのか、ということに同位体から何か示唆できるか?
- 水資源マネジメントに対して、示唆できることは?
- FW Schwartz
- Citation, Modelling, What is impactful research?
- In conclusion, "coupling (interdisplenary) modeling" is
required.
- 結論は、きれいに月並み。。
- H-Sが絶賛。
- C Kendall
- ”HYPOXIA”
- NO3、NH4などなど。さまざまな同位体を使って。
- Phosphate(PO4)のδ18O。
- R. Michel (USGS)
- トリチウムを使って、物理パラメータを推測する。
- よく分からなかった。。。
- Break
- H-Sと会話。センシティビティを調べるように言われた。オーストラリアでやるのはどう?だってさ。
- Gat
- Gibson
- 湖のHydrology。
- Critical Loadingってなんだ?
- 数十個の湖での、同位体収支によるE/I、レジデンスタイム、Critical Loadingの計算。
- 元気がない。。。
- I Carmi
- おじいちゃん。ぷるぷるしてる。
- 14Cを使って、イスラエル洞穴の地下水の年代測定。
- 半減期を用いる前の初期δ14Cの値の推定が重要なので、13Cを使ったりTを使ったりする。
- AM Kreuzer
- North China Plain地下水。
- Zongyu et al, 2003, Geochem. --> Shenさんへ。
- Noble Gas Temperature :希ガスの溶存濃度から、そのときの気温を求める。
- NGTとδ18Oが相関。
- 地下水がパレオ??
- 内陸に行くほど、古い水らしい。。。
- Lunch
- 吉田先生とサンドイッチ。ジャーナルの編集とか、JSPSの審査について色々面白話が聞けた。
- 2:00-3:00
- J. Deak
- NK Kortelainen
- Gal
- K. Knoeller