金光先生セミナー:Misconcern of Budget Analyses
2005/04/28 @IIS
事前ディスカッション
- 何か物足りない。なぜか。
- 水の挙動とは、循環を駆動するもののはず。それが、パッシブに決まってしまうから。
- ケミカルなんかは、本当に受動的と考えてよいだろう。
- 『だから何?』という質問。
- A1.GCMへの発展。(可能性は秘めている。今何が悪いか、明らかにすべし)
セミナー
- GCM土壌水分量を変化させて、降水量変化を見る。
- 循環場が大きく変わる。
- 5000mまで。影響。土壌水分100%だと、とても均質な循環。
- Kanamitsu and Mo (2003)
- アリゾナ:夏にとても冷たい雨。
- 領域モデル(NCEP)シミュレーション
- 初期値、境界値:ReanalysisII
- 境界層モデリングがよくなかった。SiBからUSGSに変えたら成績アップ。
- 潜熱↑、顕熱↓。 が、それだけではない!
- Z850が大幅に変化。それにより、メキシコ湾から風と水蒸気が流入。
- 要は、陸面変えたら蒸発あがりました、だけではなく、循環場が変わって降水量が増えて、土壌水分が上がって、蒸発がより上昇しました、的な結
果。
- 僕への質問にリンクしている。水蒸気の質が変わったら、それは何を表しているのか。それが何に影響するのか。
- ダブルネストにより、境界条件の影響か、ローカル影響かみる。
- 結果:境界の影響が強い。LSMの影響が効いてくるスケールは?
- たまたまUSGS LSMがその場所(そのモデル)に適していた。
- Budget simply tell us how the budget of terms in equation is
manitained, and NOT HOW OR WHY.
- Budget analysis is only used for support.
- 降水P、蒸発E、収束C:相互影響
- P-E; Cloudiness, Soil Moisture
- E-C:WISHE, Heat low
- C-P: CISC
- 長期平均値の変化。