科学振興調整費「我が国の国際的リーダーシップの確保」
課題番号51044『世界の水問題解決に資する水循環科学の先導』
第2回運営委員会
2006/02/28 15:00-17:00@IIS
参加者:沖・鼎・平林・立川・宮崎・田中・深見・猪俣・芳村・虫明・神田・中山・高橋PO
ブリーフィング(沖)
生研・地球研G(沖)
- Ecosystems and Human Well-being出版。
- IPCCに対応したMillennium Ecosystem Assessment
- Chapter 7 Fresh Water
- IPCC AR4 進捗状況
- 8月までに各国政府に送付
- 平林さんの結果が引用される予定(洪水に関して)
- H2020 WG RedBook
- Proofreadingがあがっている。
- 各国語でExecutive Summaryを書く
- 政府間機関の設置をメッセージとする。
- UNESCO-IHPへの批判か??論点をクリアにするほうがよい。IHPへの提言として良い。(虫明)
- あえて書くのが正しい戦略。存在意義を訴えるという点で良い。(中山)
- 表現はかなりマイルドになっている。(沖)
- これが本カシン費の本来の目的。よい成果を残せてありがたい(沖)
- WW4 (メキシコ)ではセッションしない。7月オランダ
- 「水の世界地図」翻訳
- GSWP2
京都・山梨G(立川)
- RedBook on PUB が出版に近い段階。
- 4月IAHS PUBセッション開催
- 11月Hokai大(中国)でのPUBセッション開催
- PUB News letter発行。
- 2006年7月AOGS PUBセッション(半日)
- 2006年10月PUB現地調査 APHW直前
- 2006年10月APHW PUBセッション
- ネパール・タイなどを中心に積極的な活動
土研G(深見)
- 05年1月 International conference on flood risk and managent
- UNESCOの活動をどこにフォーカスするのかを決める
- アジアから数名招聘
- UNESCO-IHPの活動として。情報の欠乏をなくす。
- ICHARM(3月6日に発足予定)への高い期待
- IFI事務局として機能。
- Advisory Boardが9月決定。
次年度計画
- 10月APHW(鼎)
- RedBook出版
- ACoC
- プログラムについて
- 偉い人がしゃべるためのディスカッションをとれば?(中山)
- プロシーディングスは?学会誌報告?
- 正式なプロシーディングではなく、プログラム、コンタクトリスト、アブストラクトを作成。議論をとりまとめ。パワポと共に残す。
- Supply、SocietyはあるがDemandサイドが見えない。(中山)
- 社会にとってどう役立つのか、自問自答せよ、というような課題を各スピーカに課すと良いのでは?(中山)
- 国内で調整が必要か。(虫明)
- アジアパシフィックが入っていないではないか(神田)
- 確かに世界のTOPのみの集会。しかし、アジアを入れるとごちゃまぜになる可能性がある(虫明)
- 若手・アジア研究者は、ポスターセッションに呼ぶ(自発的にきてくれればベスト)
- Human Influenceとしては、あまり幅広い分野とはいえないのではないか?(神田)
- 水文モデルの精度は、今はほとんど管理に影響しない。その後、どのように芽が出るのか考えている人がいればよい。(虫明)
最終報告書について
会合報告書(京都PUBbyIAN)
コメント・議論
- 体制の図がイマイチ。収斂していく様子がわかると良い(神田)
- 3年目というのは次のプログラムのスタートという位置づけ。今は準備段階といえる。(高橋PO)
- アウトカム・アウトリーチをにらんだ成果を残すべき(高橋PO)
- 例えば洪水予警報は、モデル精度に加え、情報伝達や管理・キャパシティビルディングなどが重要。
- 科学技術基本計画について(沖)
- 温暖化対策が最重要。水や生態系は弱い。
- 重点化されているのであれば、額はそこまで重視しなくても良い(虫明)
中山コメント
- Supplyの考えをまとめる、という意味で良い会議になるかも。その後のプロジェクトにつながる可能性があるか。
虫明コメント
神田コメント
- どのように科学技術が社会に役立っているのか、聞かせてもらいたい
ACoCに関する追加議論
- 誰のための会議か(平林)
- チャヤニス(メコン委員会)を呼ぶ。