西表シンポジウム

2003/3/6−9 @琉球大熱帯生物圏研究センター西表実験所


16:00 東京発組以外到着せず。遅延決定。
16:30〜 スタート
16:30 開会の辞:沖さん
  • H2020の紹介。
  • クリティカルボトルネックについて
  • 期待される技術革新は何か?
    16:42 鼎さん
    16:50 芳村
    16:58 宮崎さん
  • なぜ発展途上国に広げたいのか?>学問的な意味以外で。
  • 機械は?>新たな理論も必要。
  • どういう風にアピールする?>使用できる水が分かる?
  • Always Mentainanceが必要なのはダメ。
  • 測った後をみたいのか?測ることが楽しいのか?
  • かかるお金に対して、知りえることが少なくないか?
  • どんどんトピックは出てくるだろう。
    17:15 白川さん
  • 水文学でもないし、地球環境学でもない。
  • 環境には代弁者がいない。→総合利水管理
  • 社会基盤整備における意思決定を整備したい。
  • 変化を想像しなければならない。
  • 危機を煽るのはどうかと。しかし興味を持たすのは良い。
  • 問題の重み付けをするのは誰か?>意思決定者?科学者もするべき?
  • 科学者は提言するのみ。世間が間違って動いている時はどう動く?
  • 有るべき世界像は共通か?
    17:39 瀬戸さん
  • 期待されているのは空間スケール。
  • 土壌水分以外に水文学を代表する観測対象は?
  • 出資者・ハード開発者・ソフト開発者・ユーザー
  • 重力異常による地下水の推定
    17:49 田中先生
  • 陸面モデラー(都市モデル・水モデル・植生モデル)
  • スケールをつなぐ仕事。
  • 役に立つ例とは?
  • 人間活動を含む。eg水田モデルの開発
    18:00 甲山さん
  • 中国では2期作減少。
  • 文明の水文史観。世界同時性に水文条件が効いているのか?
  • 人間陸面相互作用で良い?
    18:12 徳地先生
  • 80年伐期のスギ人工林---面白そう。
  • 科学読み物を書く。つまり常識の共有。
    18:21 荒巻先生
  • 環境整備のインパクト・トレードオフ。
  • モデルユーザーとして変化の価値を伝える役割。
  • 水量と水質を同時にやっている人は少ないのでは?
  • 関連分野として水環境の進展
  • ---分析技術・生物学の発展、施策の展開
    18:37 五味さん
  • 斜面水文:河川の温度分布をモデル化。
  • マネジメントかサイエンスか?
    21:10 佐山さん

  • 21:40 浅野さん
  • 何が面白い?植物が土壌を作るプロセス。
    21:58 平林さん
    22:14 栗田さん

  • 22:52 五味さん
    23:07 服部さん
  • 水文学の定義が突如沸騰。
    23:40 生駒さん
    24:00 蔵治さん

    3/7
    13:00 第1回分科会報告・討論(Chair蔵治)
    13:10 佐山班報告by栗田
  • 水文学第二モード
    13:22 服部班報告by平林
  • 時空間スケール且つ異分野を取り込む魅力的な研究
    13:32 瀬戸組報告by浅野
  • 水文学内での問題提起型と基礎学問型の対立。
  • 新しいものをどんどん取り込んでいく学問。
  • プロジェクトマネジャー・コーディネーターといった立場が重要。
  • 水文学を取り巻く状況は19世紀の物理学に似ている。


  • 14:00 第2回分科会(パラダイム・仮説・魅力的課題・第2モード)
  • 水文文明
  • ダムを除去した場合の環境コスト
  • いくらお金をかければ、どれくらい食料が出来るのか
  • 自然科学の社会へのフィードバックを改善する。
  • 政策決定に自然科学がどのように利用され、無視されるのか?
  • 状況に応じたベターなオプションを提案する。
  • 水文学を求めている分野はなにか?>生態学・生物学
    17:10 第2回分科会報告・討論(Chair荒巻)
    17:10 地域、途上国、アジア、教育、普及班by鼎
  • データベース・サイエンス伝導の上下流に研究コアを設立。
  • アジア水文科学研究学会を設立
  • 公表・宣伝
    17:23 パラダイム・魅力的課題・第2モード水文学by甲山
  • 観測・モデルの改良はきりがない。ということを認識すべき
  • 他分野にとって魅力的な課題を
    17:38 水文学の体系、古典、データベース
  • 『水文学の常識・世間の非常識』
  • 『ハイドロリング』:各人がWebに知識を掲載する

  • 第2モード水文学
  • サイエンスを深めると同時に実社会への適用を意識した研究も必要。
  • (アジア・途上国における)研究の体系化と還元。
  • マネージャー・コーディネーターの重要性・評価
  • はやりものにケリをつけることも大事

    18:22 総括(Chair沖)
  • 最先端わくわく研究の紹介をWEBに。本に。

    20:03 高相先生のお話
  • マングローブとは汽水域に生育する植物の総称(60〜80種:研究者によって異なる)
  • 西表島には11種。純マングローブ植物(いわゆる汽水域植物)の後背部には同一種の関連植物が広がる。
  • 河口に土砂がたまってくると、マングローブ林も前進する。
  • 塩を『取らない・はじき出す・我慢する』
  • 西表島には9科のマングローブが存在するが、それぞれ耐塩のメカニズムはことなる(ハズ)。
  • 西表島は森林率89%
  • 石垣市・与那国町・竹富町が合併する話がでている。
  • 大型ホテル建設も。
  • 若年人口の低下:言葉がとだえる。
  • 西表の水文文献が1960に一本あるのみ。
  • 日本の魚類は5000種。西表には300種以上が存在していそう。