HyARC研究集会
『マルチスケール水循環過程の解明に向けた水の安定同位体の利用』
@HyARC,名古屋大 2003/3/14 14:00〜
14:00 秋山さん(名大・院)
14:40 大田さん(滋賀県立大)
15:00 橋本さん(名大・院)
固体⇔液体の分別.液体が軽い.結果,固体の同位体比は重くなる.
15:35 栗田さん(観フロ)
50km〜100qの空間代表性
シベリア:5月6月に西からの流入が大きい.
5月は降水量のみ.夏季はリサイクルの影響
可降水量と降水同位体比に良い相関(冬・ユーラシア)
降水量を残差とする.
バックトラジェクトリー上の水収支解析
蒸発水の同位体比にかなりディペンドする.
北極海への淡水流入量の変動が分かる
大気の酸素同位体比は23.5‰.の解明に使える!?
16:50 池田さん(名大・院)
GCMの対流雲について問題視.メソの必要性
17:25 阿部さん(名大):手法について
Tunable Diode LAser Spectroscopy (TDLAS)
Fourier Transform InfraRed Spectroscopy (FTIR):衛星
計測中の分別に関しては,基準水も全く同じ過程を踏まえることによって,差だけは保持する.
H3ファクターとは!分子であった...オゾンの水素版も出来ちゃうかららしい.
成層圏では非質量同位体分別が起きるので,17Oと18Oとかの差も狂ってくるし,
そもそも対流圏とは全く違った同位体比を持つ.