境界層過程をいじった後も、どうも思ったように同位体比が上層で下がらないのは、対流過程に問題があることがわかり、数日前からいじり始めていた。詳細は省くが、要はどこの層で凝結した雲が、どこの層で再蒸発しているのか、ということに問題があって、その辺を「うまいこと」処理するようにした。なかなか大変であった。
ここでこの「うまいこと」ってのがモデル開発の醍醐味であったり、悩みだったりする。厳密さを追求していくのが第一であるが、最後はエイヤっていい加減な関数や定数を使ったりするわけだ。またそちらのほうがうまくいって厳密なモデルがいけてなかったりする。
ふと、DavidがConvectionは大変だぜ~と言っていたのを思い出した。同じような苦労があったのかな。今度あったとき聞いてみよう。