ドイツの共同研究者からACPDに論文が載ったよーという知らせが来た。僕にとって初のディスカッションペーパーだ。どきどき。
最近、EGU系の雑誌では査読プロセスをオープンにしている。で、その査読中の論文を「ディスカッションペーパー」と名づけて通常の査読済みのペーパーと区別しているようだ。これ、審査中の論文でも一応「出版済み」としてカウントできる、つまりCVなどに載せられる、ということで論文を作る側には結構人気みたい。僕も早速そうしてみた。
ただ、オープンにするっていっても頼まれた人しか査読しないのが通常なので、それってどうなのかね。知り合いの論文の審査過程が見れるという若干覗き見趣味的なこともできるけど、いかんせんそこに口出しする気にはならん。まあ、口出しは普通しないけどできる、ということが重要なことなのかもしれない。今までどれくらいそういう横入りがあったのか少し知りたい。
中には、ディスカッションペーパーとその後の改訂済みのペーパーの二つともを業績としてカウントしている人もいるみたい。それはちょっとやりすぎではなかろうか。
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