プログラミングのためのTIPS

よく忘れるチョイネタは、しっかりとメモしておこう。

Fortran

unformattedなsequentialの入出力

  • 衝撃の事実! unformattedでsequential なアクセスの場合、データのカタマリごとにアクセスが行われる。
    要は、カタマリの間には8バイトのスペース(?)が入って、一回のアクセスがカタマリの大きさに対してどうであろうと、次のアクセスは次のカタマリに行っちゃう、ということだ。
    たぶん、いまさら気づいているのが遅いんだろうけど、今までDirect Accessが多かったからしかたないのだ。

formattedなsequentialの入出力

  • いまさらでいうと、formattedの自由書式(*)のとき、入力は,(カンマ)も区切り文字として認識するみたいだ。知らなかった(恥)。

iargc()

引数の数。

if (iargc().ne.3) then
 write(6,*) 'Usage: xxxxxx'
 stop
end

とか入れておくと、すっかり忘れたプログラムが何をするものか思い出されやすい。

Shell (sh,csh,tcsh)

互換しない組み込み関数

shではexport, cshではsetenv。

変数名に変数は使えない??→使える。

例えば

#!/bin/sh -f
VAR1="aaa"
VAR2="bbb"
VAR3="ccc"
NUM=1
while [ $NUM -le 3 ] ; do
 echo VAR${NUM}
done

なんてことはできない

Sさんから情報提供があり、できることがわかりました。上の例でいうと、このようにやります。

#!/bin/sh -f
VAR1="aaa"
VAR2="bbb"
VAR3="ccc"
NUM=1
while [ $NUM -le 3 ] ; do
VAR=\$VAR$NUM
VAR=`eval echo $VAR`
echo $VAR
NUM=`expr $NUM + 1`
done
exit

メモ書いていて良かった~。

awk

書式(printf)

Cと同じ。小数%f、指数%e、整数%i。改行用の\nも忘れるな。%A.Bfで、A:総文字数、B:小数点以下桁。%A.Biの場合、Bの位まで0が埋められる。

awk '{SUM=SUM+$1}END{printf("%f\n",SUM/NR)}' list
echo 1 | awk '{printf("%2.2i\n",$1+1)}'

正規表現

  • ファイル名:FILENAME
  • 行:NR
  • フィールド数:NF
  • フィールド全部:$0

文字列と数値列

数値列として入力しているつもりが文字列と認識され、思ったとおりいかないときがある。特にshellスクリプトの中で、shell変数を呼んだときに起きやすい。たとえばshellのなかで、

VAL=50
echo 100 | awk '$1 < "'"${VAL}"'" {print "awk think "$1" < ""'"${VAL}"'"} \
           awk '$1 > "'"${VAL}"'" {print "awk think "$1" > ""'"${VAL}"'"}

を実行すると、

awk think 100 < 50

と出力される。これは、要するに文字列としては1より5の方が序列が早いから。

ここで数値列をはっきりさせたいときは+0などを追加すればよい。たとえば、

VAL=50
echo 100 | awk '$1 < "'"${VAL}"'"+0 {print "awk think "$1" < ""'"${VAL}"'"} \
           awk '$1 > "'"${VAL}"'"+0 {print "awk think "$1" > ""'"${VAL}"'"}

とすればよい。

参考:http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/Hanasi/Algo/letsawk/ValueOrString.html

sed

置換

sed -e s/"\/"/" "/g sample.txt  --> 全ての/ (スラッシュ)を (空白)に置換。

その他のコマンド

tar

  • その場の隠しファイル隠しディレクトリだけtarする。ホームディレクトリのバックアップ時など。
    $ tar cvf hiddenfile.tar .[^.]*
    一段下がって、ディレクトリ名を指定すれば隠しファイルもすべてtarされる。(/home/keiをtarしたいときは、cd /home ; tar cvf tarfile kei )

.htaccess

  • netmask
    • deny from XX.XX.XX.YY/ZZ とするとXX.XX.XX.YYを含む2^(32-ZZ)個のIPがアクセス禁止。よく使うZZと個数の関係:24(256個)、26(64個)、28(16個)、30(4個)など。
  • mod_rewrite