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**Seminar report [#y26fae40]
昨日のセミナーですが、Prof Baylor Fox-Kemper, University of Coloradoによる"Physics problems for the future of global ocean modeling"について。

見た目はすごくわかい。海洋物理のことだからわからないタームも多かったけど、すごい説明がうまく、全体としては大体わかった。ちなみに海洋のPhysicsは大気のDynamicsに相当。(ここで最初つまずいた)

で、結合モデルでは、湧昇流の再現に詳細な大気情報が必要であるため、解像度が非常に重要。0.5度にすると全球レベルではおかしなところはなくなる。(ということはIPCC AR4は軒並みアウト!?) Double ITCZとかも結合モデルでは解像度の問題らしい。問題解決やん!

とはいえ、0.5度では解決しない問題も多く、例えばLangmuir circulationという循環は数百mのスケールであるが、それが大きな規模のdeep convectionに効いているらしい。で、そんなスケールをシミュレートするまでには数十年はかかるだろうとのこと。要するにパラメタリゼーションが必要なのですね。

Kinetic energyのスペクトルの減少スロープはマイナス2乗なんだと。大気の大スケール(-3)と小スケール(-5/3)の中間ですね。おもしろいね。

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