サンディエゴ郊外の小さな町、Julianに行ってみることにした。初の遠出だ。晶の事前調査によると、サンディエゴからほぼ真東に約65マイルにあり、アップルパイが有名でうまいらしい。
12時ごろ出発。I5を南下し、I8に入って延々東進。だんだん高度も上がってきているらしく、少し気温が下がってきた。
CA(州道)79との交差点(SDから約40マイル)にて北上開始。ここからはシングルレーンのくねくね道になる。20マイル強。このあたり、どうも2003年に起きた山火事によって木が真っ黒こげになっていた。でも枝の先や焦げた皮の下は白く生き生きとしており、徐々に復活してきているようだ。
一時半ごろ、Julianの町に到着。3-4ブロックのメインストリートだけの小さな町なのに、車がめちゃめちゃ多い。てか、折角の町並みが路駐の車で台無し。メインストリートくらいは駐車禁止にすべきだと思った。僕らはぐるぐる回ってようやく駐車スポット発見。
町自体が小さいので人が溢れかえっている。とりあえず目当てのアップルパイ屋に向かう。Mom'sとJulian Pie Co.という二つが有名らしい。案の定、両方とも店の外まで行列。ちとうんざりしかけたが、がんばって並ぶことに。とりあえずMom'sから。
20分は待っただろうか。ようやく番が回ってきた。トップの生地はFlakyとCrumb、中身はApple, Apple-Cherry, Boysenberryなどなど、色々選べる模様。そして、オプションでアイスをつけるのが王道のようだ。アイスの種類はバニラとシナモン。FlakeのAppleとApple-cherry Pieをそれぞれバニラアイスとシナモンアイスと共に注文。パイ3ドル、アイス1.5ドルくらいでした。ちなみに、Flakyのほうがしんなりした一枚生地、Crumbはパン粉みたいなものをまぶしたものみたい。
行列とは対照的に意外にすいている店内で頂く。めちゃめちゃ甘いのだが思っていたより甘くない。パイもいけてたが、シナモンアイスがうまかった。二人で一つずつ完食。甘いものは得意じゃないけど、よくがんばった。
その後、腹ごなしに小物やジャムやろうそくのお店とかを見て、二軒目のパイ屋に突入。同じく20分以上並んでCrumbのApplepieをゲット。Flakyよりサクサクでおいしかった。パイそのものは…、甘すぎて僕には比較不可能。どっち(で)も良い、っつうことで。店の構造上、Mom'sのほうが回転率が良い気がするので同じくらいの行列ならMom'sに並ぶのが良いかも。
パイ屋の行列も難敵だが、Julianでの最大の敵はトイレだったりする。公衆トイレが見当たらずお店のトイレを借りるしかないのだが、行列の長きことパイ屋の如し。ギリギリまでガマンしているとヤバイので早めにいきましょう。