いまさら感があるけど、"Global warming is not crisis"に関するdebateを聞いた。下のサイトで、スクリプトも手に入るし、50分のダイジェストが聞けます。大学の講義に良いね。
http://www.intelligencesquaredus.org/Event.aspx?Event=12
結果から言うと、debateの前後の投票によって「危険でない」派が勝利した。ちなみに勝利したほうの一人はマイケルクライトン。これ、去年の3月に行われたもので、結果は聞いて知ってたんだけど、たまたま知人のGavin Schmidtを調べてたら、彼が反対派(負けたほう)の一人だったってことを知り、さらにサイトに行ってみると、ウチ(スクリプス)のRichard Somervilleも反対派として加わってた。というわけで、これは聞いてみよ、と思って50分みっちり聞いたのでした。
かなり乱暴にまとめると、賛成派の主張は、もっと大切なことがあるだろう、というのと、コンセンサスは真実でない、ということ。対して反対派は、科学の信憑性をひたすら主張してる感じ。
賛成派の主張を受け入れたところで、それが温暖化が危険でない、ということとは関係ないと思うが、反対派はそこをつかず、なんだか枝葉を攻め立ててた。その枝葉の立て方がいかにも上から、って感じがマイナス(特にGavin)。あと、今行動を起こさなければ大変だ、ということを言うだけ(女性)。というわけで、どちらかというと自滅でした。関係ないけど、Richardの声が良かった。