NSF審査結果

が返ってきた。実はすでに結果はわかっていたのだが、やっぱり不可でした。

こちらで初めてのプロポーザル、力も十分に尽くしたつもりだったのだけど、完敗。この悔しさを忘れないためにもここに記しておく。(まあ忘れることはないと思うが)

審査は3人。Very Goodが二人、Fairが一人。論文審査と違い、一人でもFairが入るとアウトとのこと。実際には4人に依頼していたが、一人にすっぽかされたとのことでそれもよくなかったのかもしれない。Collaboratorsのリストは、審査から外すためのリストということを知らなかったのは致命的であったかも。(実際審査員の選別に苦労したとのこと)

審査内容は論文と同様。Broader ImpactとIntellectual Meritについて重点的に考慮されるが、それは思っていた程問題ではなかった。しかし、絵に描いた餅的な計画(特に、同位体同化が成功した後の研究)には容赦なくダメだしされた。ただ、具体的に書けといってもまだやってないことに具体性を持たすことはできないわけで、結局ほぼ仕上っている研究が合格する、ということになるのだろう。

とりあえず、POからの勧めもあり、審査結果ももう少し、というところなのでresubmitする方向で考えている。がんばろう。

category:Research author: kei at 2009-07-13 (Mon) 09:03:32

  • 聞いてはいましたが,アメリカでは予算申請の審査が相当厳しいのですね. 何か求められる書き方についての審査項目みたいなのがあって, それから外れていると容赦なく点数を落とされるのかもしれません. -- Souma at Hawaii? 2009-07-13 (Mon) 14:19:16
  • 採択率からすれば日本のも難しいよ。が、いろいろな基礎知識の量が違うからねえ。 -- kei 2009-07-14 (Tue) 06:27:31

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