研究室について
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研究室について
水循環は、気候変動によって大きな影響を受け、人類にとって最も大きな影響を及ぼします。
芳村研究室では、地球上の水循環を幅広く捉え、様々な角度からのアプローチでそのメカニズムを解明し、社会への貢献を目指します。
水の安定同位体の循環に関する研究
- ・同位体全球大循環モデル・同位体領域モデルの開発
- ・降水・水蒸気同位体比の数分単位から年々スケールでの変動メカニズムの解明と、それぞれのスケールにおけるプロキシ情報の定量的な整理
- ・降水起源推定とその情報の利用に関する研究
- ・同位体と気候との関係性の解明/古気候気温プロキシ発現メカニズムの解明
- ・現地及びリモートセンシング観測
力学的ダウンスケーリングに関する研究
- ・大循環モデル・領域気候モデルの開発・改良
- ・力学的ダウンスケーリング手法の構築
- ・メソスケールの気候・極値現象のこれまでの変化及び将来予測
- ・水・エネルギー問題解決への応用研究
データ同化に関する研究
- ・同位体再解析
- ・アンサンブルカルマンフィルタの利用
- ・衛星や地上測器から観測された水蒸気の安定同位体比のデータ同化
陸域水循環過程とその影響評価に関する研究
- ・地表面過程モデリング 特にマクロスケール流出過程・河川流下過程
- ・人間活動・人工構造物の影響も加味した河川流量モデリング
- ・防災・減災につながる河川流量及び陸域水文量予測及び早期かつ効率的な情報発信
- ・気候変動と水災害リスクに関する研究
- ・大気・海洋への影響評価
- ・水災害ケーススタディ/現地調査
生物地球化学的循環に関する研究
- ・二酸化炭素及びその同位体の発生源・循環に関するモデリング・データ同化
- ・トレーサーを用いた汚染起源の特定
- ・大気中における化学物質の輸送及び生成・消失過程モデリング